不妊症の原因である月経異常や排卵障害とは?

月経血量が異常に多い状態というのが過多月経であり、異常に少ない状態というのが過少月経といいます。量について明確な客観的な基準はありませんが、通常に比べ、過多であっても、過小であっても月経異常とみなされ、月経困難症と診断された場合には、排卵障害とも見なされることがあります。

月経異常や排卵障害の原因とは?

1.過多月経の原因

過多月経の原因は大別しますと、異常な病気があって過多月経となる器質性過多月経と、通常の身体調節機構が亢進、若しくは失調してしまって過多月経となる機能性過多月経の2種類があります。
器質性過多月経の原因として最も多いのは、子宮筋腫です。そのほかに子宮内膜増殖症や子宮内膜ポリープ、子宮内膜炎、そして避妊用リングといった子宮内異物、子宮腺筋症が指摘されています。
一方、機能性過多月経の原因としては、性ホルモンの過剰分泌等が考えられています。

2.過少月経の原因

過少月経の原因においても、器質性と機能性の2種類に大別されます。
器質性の原因としましては、結核等の炎症の後遺症、子宮内の癒着によるものや、子宮発育不全によるもの等があると言われています。
一方、機能性の原因としましては、性ホルモンの分泌不全、排卵障害及び黄体機能不全が考えられています。

症状の現れ方

正常な月経血量には、前に述べたように明確な目安があるわけではありませんので、血量から過多月経、過小月経と自分で判断するのは容易ではありません。
月経血量の増減と一緒に月経の日数が延長短縮したりということもありますので、これらも参考値になります。月経持続日数は通常は3日から7日が正常で、それより短いものは過短月経、長いものは過長月経と呼んでいます。
器質性の場合には、原因となる病気の発症と一緒に症状が現れはじめ、その進行中に症状がひどくなるということがありますので、月経血量の時間的変化には気をつけると気づきやすいです。
過多月経はそれが原因で貧血となることもあり、顔色の不良やめまい、息切れ等の貧血の症状が現れることもあります。
月経血量が増えたと感じるようになったら、原因となる病気の有無を調べるにあたり、婦人科を受診するようにしましょう。
月経血量が減ったと感じるようになった場合には、治療を要しない状態のことも多いのですが、明確な原因が存在することもありますので、その場合にも婦人科にて受診するようにしましょう。とくに妊娠を希望する場合は受診が必須でしょう。

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